■8th GermanーJapanese Symposium(第8回 日独シンポジウム) 「ドイツ人の先生に日本的もてなしを学ぶ」 昼過ぎに成田を発った飛行機は11時間かけてようやく午後のミュンヘンに降りた。時差で眠いが会場のある街カックスハーフェンまで行くには,とりあえず今日のうちにハンブルグまで辿り着かねばならない。夕方の飛行機でハンブルグ着。ここから空港アクセス鉄道で夜のハンブルグ・ハウプトバーンホフ駅に到着。右も左も分からず今夜のホテルの在処すら分からない(写真1)。 日本人の持つ「もてなしの心」は茶道をクリエートした日本人ならではの専売だと思っていたが違った。このシンポジウムの世話係を担当されたドイツ側の先生に,参加者の心に沁みるもてなしを頂いた。その最たるものがNeuwerk島までの寒風すさぶ遠浅の北海沿岸の半干潟を馬車で行く遠足だ。海の中を馬がバシャバシャ(!?)と水を蹴立てて行く。あまりの寒さも心に沁みたが,帰りの馬車に乗込む前に,少しでも体温をキープするためにリカーの小瓶とおやつが配られた。これはもったいなくて飲む事あたわず,自分の土産にと大切に日本まで持ち帰った(写真2)。 |
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