高井俊行のプロフィール

Last updated: 02/24/2010

仙台に赴任する前から取り組んでいたPIR(ピア)の研究ですが,ラボのみなさんの努力の結果,GVHDという移植片拒絶反応やがん免疫、自己免疫疾患におおいに関係していることが分かってきました...新聞報道,NHKでの報道を通じて社会的にも期待される研究に発展しつつあります.今後は免疫抑制性レセプターの意義をさらに追究するとともにこのすぐれた制御を利用した創薬に向けて,より一層,社会に貢献できるよう努力していきます.

<プロフィール>
1958年 岡山県和気郡和気町生まれ(吉井川のそばです)の52才.
1976年 兵庫県立鳴尾高校卒業
 (---12年間,西宮で生活しました.現在の私の言葉のトーンはこのころの関西弁が残っているようです.)
1980年 岡山大学薬学部製薬化学科卒業
 (---薬剤師として医療に貢献したいと思って入学しましたが,いつのまにか研究者に憧れるようになりました.)
1986年 京都大学大学院医学研究科修了(医学博士)
(---この博士課程の4年間の厳しさは今でも忘れられません.主にアセチルコリン受容体のクローニングなどに参加しました.)
1986年 国立循環器病センター研究所 研究員
 (アセチルCoAカルボキシラーゼのクローニングに取り組みました.外国留学に強く憧れたのもこの頃ですが,実際に留学したのは6年後になります.)
1988年 岡山大学工学部 助手;1989年 講師;1990年 助教授
 (この時期はリンパ系細胞への遺伝子導入法の開発などに取り組みました.若い学生さんたちと接することで,いろいろ吸収させてもらいました.)
1992年〜1993年 米国スローン・ケタリング研究所 客員研究員
 (Fc受容体γ鎖のノックアウトは「1年間の留学では無謀」とは思いましたが,何とか完成に辿り着きました.帰国後,岡山大学でFcγRIIノックアウトを作りました.研究もさることながら,このニューヨークでの生活はかけがえのない体験でした.)
1997年 東北大学加齢医学研究所 遺伝子導入研究分野 教授
(研究仲間も増え,研究テーマをチームで展開しています.ラボの方針として,つねに自分達のレベルアップを目指すことを中心に据えています.)

<趣味>
水泳,自転車,ランニング.現在,スポーツクラブで週に6日は1.5キロ程度を泳ぎます.日本マスターズスイミング協会の平泳ぎと個人メドレーで年齢区分付きですが全国ランク10指入りを目指しています.

プロフィール
水泳の記録
自転車,ツーリングの記録
ランの記録
外国・国内出張日記
先生のこと(制作中)
米国留学こぼれ話(製作中)