「加齢・老年病科」を開設することとなりました。  加齢医学研究所の脳科学研究部門に属する老年医学分野(老年科)と機能画像医学分野(加齢核医学科)は、平成29年4月から東北大学病院における診療と卒前医学教育を合同で実施するため、診療科統合を行ない、新たに「加齢・老年病科」を開設することとなりました。老年医学分野が医学系研究科から加齢医学研究所へと部局間移動してから10年が経過し、新たなステージを迎えることとなりました。加齢・老年病科では、壮年期まではほとんどなく、今日のような超高齢社会を迎えて激増する「加齢を強いリスク因子」とする疾患を対象とします。その代表的な疾患がフレイル、認知症や肺炎です。高齢者は生活の自立そのものが脅かされる状態になりやすいため、生活機能を正しく評価し、「治す」病院での医療から「支える」地域での介護までが一連のプロセスであることを理解することが重要とされています。今回の診療科統合により、老年科における四半世紀にわたる老年医療の経験と蓄積が、近年進歩が著しい脳画像医学の専門医が加わることによって一層強化されることが期待されています。