HOME > 診療ご紹介 > 物忘れ外来

物忘れ外来

老人の精神機能と身体機能は相互に密接な関連があります。風邪などをきっかけに日頃から孤立しがちな老人が臥床傾向となると、身体機能の低下とともに意欲低下、昼夜逆転、せん妄などの精神機能低下を招き、この精神機能低下がさらに食欲の低下や身体機能を悪化させるという悪循環サイクルが出来上がり、寝たきりや認知症の原因を作り出します。現在170万人と見込まれる認知症高齢者は2015年には250万人になると予想されています。

厚生労働省は2005年から2015年までの「認知症を知り地域を創る10カ年構想」を掲げました。東北大学老年科は1990年から、全国に先駆けてこの認知症医療に取り組んできました。今日、認知症は、高血圧、糖尿病、高コレステロール値、運動不足など生活習慣病との強い関連が言われています。個別の臓器別医療を超えた生活習慣病に対する包括的アプローチにより認知症の発症を予防することが大切です。何より大切なことは、おかしいなと気が付いたら放置しないことです。
対象となる患者さんは
対象となる患者さんは
(1) アルツハイマー病、脳梗塞後遺症、レビー小体病、パーキンソン病、前頭葉型認知症、皮質基底核変性症、進行性  核上性麻痺、薬物性認知症など
(2) 最近物忘れが進んできたような気がするが、年齢の為なのか病気の始まりなのかの医学的判断を求めたい。
(3)生活習慣病(高血圧や糖尿病など)を患っているため、脳梗塞を未然に予防したい。 或いは、物忘れ以外に体の動き  にくさ、ふらつき、震えなどがある。
(4)幻覚・妄想、夜間徘徊などのため家族が困惑している。
(5)すでに他の医療機関を受診し検査等を受けたが、年のせいと言われた。しかし、十分納得がいかない為セカンドオピニ  オンを求めたい(セカンドオピニオン外来をご利用下さい)。