3月25日

多くの学会がやっと騒ぎの沈静に動き出したのはご存知の通りです。

関東に放射能が飛んで行ったことにより、「被災者」の範囲が広がったからでしょう。

放射能に関する騒ぎを早く収束させ、被災地の復興に向けて全力をつくせる体制を作るべきと思っています。

専門家が出てきてくれましたので、これ以上騒ぎが拡大しないようであれば、

私からのプロパガンダは今日でお終いにしようと思います。

基礎研究を社会還元しようとする活動を続けてくるなかで、

いつの間にか科学情報リテラシーについて考えるようになっていました。

本当の意味で専門家でもない人間がでしゃばったこと、

これまでの私の行動で迷惑をかけてしまったか方々が少なからずいらっしゃること、

本当に申し訳なく思っております。なにとぞ非常時ということで看過していただきたく存じます。
日本核医学会 http://www.jsnm.org/
日本放射線医学会 http://www.radiology.jp/
日本産婦人科学会 http://www.jsog.or.jp/


3月24日

メディアは危機感を煽り立てますが、

今回の福島原発騒ぎに踊らされたり、自ら風評を広めるたりしないようにしましょう。
福島県のホームページから、福島市の環境放射能濃度の変化を調べてみてください。

放射能濃度は、ヨウ素131の半減期8日よりも速いスピードで減衰していることがわかります。

福島市が、他の都市より特別高いのは風向きのせいですが、

ヨウ素131の半減期よりも速く減衰してみえるのは雨によるウォッシュアウトのせいでしょう。
ここから読み取るべきは、今回の放射能汚染の主役はヨウ素131であること、

最後の爆発以来、原発からは放射能はほとんど外に出てきていないこと、

このままトラブルが無ければ、あと数週間で今回の馬鹿騒ぎは何だったのかと笑えるようになることの3点です。
本学の北村教授が環境中のセシウムの濃度の経年変化を記録したデータもネット上で手に入ります。

今、一過性に多少セシウムが降り注いでいますが、これは未曾有の出来事でもなんでもないことが良くわかります。

面白いことに、チェルノブイリの事故が何年に起きたか、グラフを見るとすぐにわかります。

この時は全世界に、今回の福島とは比較にならないくらい結構な量のセシウムが降り注ぎました(ヨウ素は減衰して届きません)。

でも日本では特に何事もなかったのはご存知の通りです。
被災地でも被災者でもない在京のメディアが、面白おかしく番組や記事を配信し、

自らが先陣を切って社会不安をあおり、自分達の飯の種を自分達で作り出そうとしていることに乗せられてはいけません。

3月23日

「ただちに健康に影響を与えることはない」をどう考えるか
政府から現在の空気中、野菜や水などの放射能濃度に関して、

ただちに健康に影響を与えることはないと連日のように発表されます。

これは、学者、官僚、政治家が自己保身のために言っている定型句です。

確率的には影響はゼロではないと、考えるよう科学者達が勧告しているため、影響がないというと非難をされるのです。

しかし、試しに、危険性があると言っている科学者に、

ではいつどのような影響がどのような確率で起こるのですか?その根拠は何ですか?と聞いてみてください。

タバコの被害は、疫学で健康に与える影響が計算されていますが、

微量の放射能による被害は、確固とした疫学データはありません。

科学者を含めて、推測の世界で過敏になっているだけです。

基準値を超えた放射能の付いた食品の出荷をとめるのであれば、

タバコの出荷を止めた方が明らかに国民の健康に良い影響があります。

 

3月22日

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm
は、一昨日、私が河北新報に緊急投稿した記事です。

わが国民は、現在、東京から避難を始めるほど、情報リテラシー能力が低いことに寒気を覚えます。
このURLを全国の友人に伝えてください。そしてその友人からも広めてもらうようお願いしてください。
こうした風評被害の結果、いわき市自体に救援物資が届かないといったひどい状況になっています。

石油を積んだトラックが茨城との県境までしか来なかったりしているそうです。

私達は大学人として、科学に携わるものとして、風評をいさめる行動をしなくてはいけません。

間違った風評には、正しい知識の風評で対抗しましょう。