血管新生とは?

新しい血管が形成される現象です。
左の写真は、血管新生の動物モデルです。マウスの角膜に血管新生促進因子を含むペレットを埋め込むと、そのペレットに向かって新しい血管が伸びているのが分かります

血管新生は、生体にとってなくてはならない生理的な現象ですが、いろんな病気とも密接に関係しています(病的な血管新生)

癌は、自分を栄養するために血管を造ります(腫瘍血管新生)。新しい血管ができると癌は加速度的に発育し(進行癌)、転移も生じます。
腫瘍血管新生が制御できれば、癌との共存も可能となると考えられているのです。

一方、血管新生が十分でないために、病状が悪化することもあります。閉塞性動脈硬化症や狭心症・心筋梗塞といった病気です。このような病気に対しては、血管新生を促進する血管再生療法が期待されています。

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生理的な血管新生 病的な血管新生
1.胎児の血管形成 1.悪性腫瘍
2.子宮内膜 2.眼内血管新生病
3.卵胞形成 3.関節リウマチ
4.創傷治癒  など 4.尋常性乾癬
  5.粥状動脈硬化症  など