- [ 24.04.01 ]
- HPが引っ越しました。
- https://sites.google.com/view/motohashi-lab/home
- [ 24.01.11 ]
- 大学院博士課程3年の武田遥奈さんが、東北医学会奨学賞(B)を受賞しました。
- [ 23.08.22 ]
- プレスリリースしました。「免疫細胞の炎症制御「硫黄代謝」がカギ ~マクロファージの硫黄代謝を標的とした創薬にむけて~」
- [ 22.04.26 ]
- 本分野助教の岡崎慶斗さんが、令和4年度匂坂記念賞を受賞しました。
- [ 22.02.12 ]
- 本分野助教の村上昌平さんが、第21回分子予防環境医学研究会若手優秀発表賞を受賞しました。
- [ 22.02.04 ]
- 本分野助教の岡崎慶斗さんが、令和3年度加齢医学研究所研究奨励賞を受賞しました。
- [ 21.06.01 ]
- プレスリリースしました。「低酸素によって脳障害が起こる新たなメカニズムの解明」
- [ 21.06.01 ]
- 本分野助教の岡崎慶斗さんが、日本生化学会東北支部第87回例会・シンポジウムで優秀論文賞を受賞しました。
- [ 21.06.01 ]
- 令和3年3月に博士課程を修了した大野木孝嘉さんの論文 "Skeletal muscle-specific Keap1 disruption modulates fatty acid utilization and enhances exercise capacity in female mice" がRedox Biology誌に掲載されました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213231721001142
- [ 20.12.14 ]
- 大学院医学系研究科4年の大石哲也さんの論文“Activation of the NRF2 pathway in Keap1-knockdown mice attenuates progression of age-related hearing loss”が、NPJ Aging and Mechanisms of Disease誌に掲載されました。
- [ 20.12.14 ]
- プレスリリースしました。「NRF2活性化が加齢性難聴を遅延させる」
- [ 20.11.20 ]
- 岡崎慶斗さんの論文”Enhancer remodeling promotes tumor initiating activity of NRF2-activated non-small cell lung cancers”が、Nature Communications誌に掲載されました。
- [ 20.11.20 ]
- プレスリリースしました。「難治性肺がんの幹細胞性を制御するゲノム領域を発見」
- [ 20.06.01 ]
- 大学院歯学研究科博士課程4年のSisca Meida Watiさんの論文“NRF2 Pathway Activation by KEAP1 Inhibition Attenuates the Manifestation of Aging Phenotypes in Salivary Glands”が、Redox Biology誌に受理されました。 →概略図
- [ 20.05.30 ]
- 関根弘樹先生が日本生化学会東北支部第86回例会・シンポジウムで奨励賞を受賞しました。 →抄録
- [ 18.05.16 ]
- 新人歓迎会をしました。
- [ 18.03.27 ]
- 卒業式。
岡崎慶斗さんと鈴木琢磨さんが医学系研究科博士課程を修了し、博士(医学)の学位を授与されました。
- [ 18.03.15 ]
- 大学院博士課程修了の鈴木琢磨さんの送別会をしました。
- [ 18.01.18 ]
- 大学院博士課程4年の鈴木琢磨さんが、「Scurfyマウスにおける全身性NRF2活性化がもたらす炎症抑制作用の解析」で、東北医学会奨学賞を受賞しました。
おめでとうございます!!!
- [ 17.06.27 ]
- 北村大志助教の論文がOncogene誌に受理されました。
NRF2が恒常的に活性化しているがん細胞は極めて悪性度が高く、多くの場合、その増殖や腫瘍形性能がNRF2の活性化に依存する状態、すなわち、NRF2依存 (NRF2 addiction)が成立していると考えられます。これまでNRF2依存性がんがどのように強い腫瘍形成能を獲得しているかについては不明でした。
今回の報告で我々は、マウス繊維芽細胞(MEF)をもとに作製したNRF2依存性がん細胞やヒト乳がん患者検体を解析し、NRF2の下流で機能する新たな因子としてサイトカインIL-11を同定しました。IL-11は、これまでに乳がんや大腸がんで過剰発現しており、腫瘍形成に寄与していることが報告されている因子です。興味深いことに、がん細胞がそれをとりまく微小環境と相互作用することで、NRF2に依存したIL-11遺伝子の転写誘導が増強されることがわかりました。そして、IL-11の発現抑制によりNRF2依存性がんの腫瘍形成が顕著に抑制されることもわかりました。したがって、IL-11は、NRF2依存性難治がんの新たな治療標的となることが期待されます。 →概略図
- [ 17.03.24 ]
- 卒業式。
本蔵陽平さんとMd. Morshedul Alamさんが医学系研究科博士課程を修了し、博士(医学)の学位を授与されました。
- [ 17.03.18 ]
- 博士課程4年Md. Morshedul Alamさんと博士課程3年岡崎慶斗さんの論文がJBCに受理されました。
KEAP1-NRF2 system is one of the most critical defense mechanisms against oxidative stress. NRF2 is a potent transcriptional activator and mediates the inducible expression of cytoprotective genes through binding to Antioxidant Response Elements (AREs) when KEAP1, a negative regulator of NRF2, senses the redox disturbance. We have clarified that glucocorticoid receptor signaling suppresses the antioxidant response by inhibiting NRF2-mediated histone acetylation. This study suggests that an impaired antioxidant response by NRF2 and a resulting decrease in cellular antioxidant capacity account for the side effects of glucocorticoids, providing a novel viewpoint for the pathogenesis of hyperglucocorticoidism. →概略図
- [ 17.03.14 ]
- 大学院博士課程修了の百々さん、本蔵さん、フランスCEAに留学の村上さんの壮行会を行いました。
これからのますますのご活躍お祈りしています!
- [ 17.01.19 ]
- 大学院博士課程4年 本蔵陽平さんが、平成28年度東北医学界奨学賞を受賞しました。
- [ 15.12.15 ]
- 関根弘樹助教の論文が、Molecular and Cellular Biology誌に掲載されました。
NRF2は通常時、KEAP1によってユビキチン化され分解されています。これまで分解の分子機構については、多くの報告がなされてきましたが、酸化ストレス応答時の、NRF2転写活性化の詳細な分子機構については未知の部分が多く残されていました。本研究ではNRF2の核内結合因子を取得した結果、メディエーター複合体の一つMED16がNRF2と直接結合することを見いだしました。さらにMED16ノックアウト(KO)細胞を作成したところ、多くのNRF2依存的な抗酸化遺伝子群の誘導が、MED16
KO細胞で減弱していることがわかりました。また、MED16 KO細胞では、酸化ストレスに対する細胞防御能も低下することが分かりました。以上の結果から、MED16がNRF2による転写応答に重要かつ特異的なコファクターであると結論され、「KEAP1-NRF2-MED16制御系」という抗酸化応答経路が明らかになりました。 →概略図
- [ 15.03.16 ]
- 大学院博士課程4年、後藤まきさんの論文がGenes to Cells誌に掲載されました。
ホルムアルデヒドや一酸化窒素の代謝に重要であるアルコール脱水素酵素ADH3はバクテリアからヒトまで高度に保存されており、生命にとって極めて本質的な役割を果たしているものと考えられます。しかし、酸化ストレスに対する防御機構におけるADH3の貢献は不明でした。この研究では、ADH3がKEAP1-NRF2システムと協調して生体の酸化ストレス応答とその防御に貢献することを明らかにいたしました。一方、ADH3が、KEAP1-NRF2システムとは独立した機能として、ホルムアルデヒドをギ酸に変換することでC1単位の再利用に貢献することも示唆されました。今回の結果は、遺伝子多型などに起因するADH3活性の低下が、酸化ストレスの制御異常を基盤とする病態形成の一因となる可能性を示しています。
- [ 14.11.20 ]
- 村上昌平研究員が、第5回辛酉優秀学生賞を受賞いたしました。造血細胞においてストレス応答を担うKeap1-Nrf2システムが果たす役割と、炎症刺激に対する造血幹細胞の応答についての研究成果が優れていると評価されたものです。
- [ 14.08.28 ]
- 光石陽一郎さんの壮行会を行いました。大学院時代に私たちと行った「Nrf2とがん細胞の代謝」に関わる仕事をさらに発展させて難治性肺がんを克服すべく、アメリカ合衆国ボストンへ留学することになりました。さらなる飛躍をお祈りしています!
- [ 14.08.27 ]
- 東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野との共同研究で取組んできた神経膠腫の予後に対するNrf2の役割についての論文が、Neuro-Oncologyに受理されました。この論文は、IDH1遺伝子に変異を持ち予後が良好であるgrade III神経膠種では、IDH1遺伝子に変異をもたないgrade III神経膠腫と比較して、Nrf2とその標的遺伝子の発現レベルが低い傾向にあることを報告したものです。今後、IDH1遺伝子変異がもたらす細胞内代謝の変化とNrf2機能との関係の解明に挑む予定です。
- [ 14.07.14 ]
- 7月11-13日、仙台秋保温泉で、転写代謝システムの班会議を行いました。
- [ 14.01.28 ]
- 大学院博士課程4年、白崎圭一さんの論文が、 Hepatologyに受理されました。
肝臓に栄養分を流入する血管・門脈の一部を遮断すると、遮断されていない方の肝臓が肥大します。肝切除前に門脈塞栓(PE)を施行しすると、代償的な肝肥大により、術後の肝不全を予防することができます。PEは、 臨床で広く浸透した手技にもかかわらず、 PEによる代償的肝肥大の分子メカニズムはよくわかっていませんでした。
我々は、 PEの代用として門脈結紮(PBL)をマウスに施行して、 転写因子Nrf2が肝細胞の増殖を亢進することにより代償的肝肥大を促進することを明らかにしました。この発見から、 Nrf2誘導剤をPEと併用すると効率的な肝肥大が見込まれ、 Nrf2誘導剤の臨床開発が期待できます。
- [ 14.01.06 ]
- 田口恵子助教の論文がMolecular and Cellular Biologyに受理されました。 この研究は、転写因子Nrf2の活性が、 2つの異なる分解系により制御されることを、マウス個体レベルで証明したものです。 また、 この研究から得られた結果は、 ストレス応答性転写因子であるNrf2が、 肝細胞と胆管細胞という細胞系列の選択に関与する可能性を示しています。造血細胞の分化に加えて、 肝臓を構成する細胞の分化においても、 Nrf2が細胞特異性の獲得に貢献することが明らかになりました。
- [ 13.12.09 ]
- 大学院博士課程4年、 村上昌平さんの論文がGenes to Cellsに受理されました。 この研究は、 造血細胞における転写因子Nrf2の活性化が、顆粒菌 ・ 単球系への分化の偏りをもたらすことを明らかにしたものです。 この結果は、 Nrf2を活性化する刺激が、 造血細胞の分化を制御し得ることを示唆するものです。
- [ 13.11.25 ]
- 大学院博士課程4年、 村上昌平さんの論文がToxicological Sciencesに受理されました。 この研究は、 環境中の汚染物質により誘発される慢性皮膚炎の影響下で、造血幹細胞が活性化されることを、モデルマウスの解析から明らかにしたものです。
- [ 13.10.14 ]
- 片平まつりで、 多くの市民の方々に、ストレスから体を守る仕組みを紹介しました。
- [ 13.09.13 ]
- 大学院博士課程4年、 白崎圭一さんが、 第86回日本生化学会大会鈴木紘一メモリアル賞を受賞いたしました。
- [ 13.09.11 ]
- 田口恵子助教が平成25年度柿内三郎記念奨励研究賞を受賞いたしました。
- [ 13.09.11 ]
- 本橋ほづみ教授が平成25年度柿内三郎記念賞を受賞いたしました。
- [ 13.09.10 ]
- 2013年9月10日、 Patrick J. Pollard先生に来ていただき、 講演をしていただきました。