胸腔鏡を用いた手術
患者さんの病状に応じて、完全胸腔鏡下での手術(完全胸腔鏡下手術の場合も切除した肺を取り出す際に小開胸が必要)または胸腔鏡併用小開胸下手術を行なっています。当科では現在、完全胸腔鏡下での手術を主として行っています。
気管支鏡による肺癌の治療
痰の細胞診検査で見つかる肺癌で、早期のものは光線力学的治療(Photodynamic therapy:PDT)という内視鏡を使って行うレーザー治療で治すことができます。
消化管内視鏡と同様に気管支鏡も肺癌の診断・治療に欠かせません。当科には複数の気管支鏡専門医・指導医がおり、肺癌の治療にあたっています。
その他、肺癌などによる気管支狭窄に対する気管支鏡下ステント留置などの治療も実施しています。