患者様の紹介について

肺移植の概要については、肺移植のページの肺移植のためのガイドブックをご覧下さい。一般向けの資料ではございますが、適応疾患や除外条件について比較的詳細に記載してあります。そのうえで、先生が治療中の患者さんにおいて、肺移植の適応がありそうな場合は下記の移植コーディネーターに御相談ください。

肺移植適応決定のために必要な主な検査は以下のとおりです(病状により項目は変わります)。

  1. 胸部X線
  2. 胸部CT
  3. 気管支鏡検査・経気管支肺生検
  4. 血液ガス
  5. 肺機能検査
  6. 心電図
  7. 心エコー
  8. 肺血流スキャン・換気スキャン
  9. 心臓カテーテル検査(右心カテーテル検査、左心カテーテル検査)
  10. 6分間歩行テスト
  11. 免疫学的検査・ウイルス抗体価
  12. 喀痰培養
  13. 血液・尿一般検査
  14. 腎機能検査
  15. 便潜血
  16. 腹部エコー
  17. 胃内視鏡検査
  18. 他科的検査(精神科、歯科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、産婦人科など)

 検査を東北大学病院で行うか、主治医(紹介医)のもとで行うかは患者さんの病状にもよりますので、移植コーディネーターに御確認下さい。登録の過程において、移植医と移植コーディネーターによるインフォームドコンセントが2回義務づけられております。患者さんに東北大学病院へ来院していただくかのが理想的ではありますが、患者さん病状によっては、移植医と移植コーディネーターが患者さんが通院中の病院へ出張してインフォームドコンセントをすることも行っております。移植コーディネーターに御確認下さい。